ゲルバー理論に基づく
人工歯排列実技実習コース
本コースは、総義歯臨床技工の本質の追求者として国内外から高く評価される歯科技工士・堤嵩詞氏を講師に迎える実技実習コースです。堤氏はスイス・チューリッヒ大学歯学部補綴学のDr. Albert Gerber元教授とMax Bosshat氏に直接師事し、1994年にはCondylator SARVIEのPeter Gerber氏より、日本におけるゲルバーコース開催の指導者として正式に認定されました。
特定メーカーの製品販売を目的としない、純粋な技術研鑽の場であることが本コース最大の特長です。今回は待望の「第1期」開催として、堤氏が長年の臨床・技工の現場で積み重ねてきた総義歯製作の考え方、判断基準、手技の意味を、実際の模型・咬合床・人工歯排列を通して学んでいただきます。
デジタル技術の進歩により義歯製作の簡便化が進む一方で、アナログの本質を理解していなければ、デジタルを本当の意味で使いこなすことはできません。無歯顎補綴400年の歴史を踏まえながら、50年におよぶ有床義歯での試行錯誤を積み重ねてきた堤氏の経験と知恵から、AI時代における総義歯臨床の基礎を学んでいただくことを目的として、本コースは企画されました。
CURRICULUM 教育課程の行程
- 01 頭蓋の指標についての講義 講義
- 02 無歯顎模型の有歯時歯列の想定・咬合堤の製作 実習
- 03 模型製作と咬合器への装着 講義
- 04 力の概念についての講義 講義
- 05 人工歯の排列 実習
- 06 歯肉形成 実習
- 07 埋没・レジン填入・重合についての講義 講義
- 08 人工歯の削合 デモ
- 09 研磨についての講義 講義
MATERIALS 使用機材について
人工歯
Gerberオリジナルの Condyloform 人工歯はすでに製造中止となり、後継の Condyloform Ⅱ も国内に輸入されていないため、本コースでは松風社の BioLingua を使用します。受講者ご自身でご購入・ご持参ください。
咬合器
Condylator咬合器は現在も入手可能ですが50万円以上する高額な器材のため、本コースではPTDLABOにて松風社のハンディ2Aを大改造した咬合器を使用していただきます。
View-pointer
臼歯人工歯排列のための支持安定部位の分析と、人工歯の歯軸方向(力の方向)の観察に用いる、PTDLABOオリジナルのインスツルメントです。研修会費用に含まれます。
- 今回使用した咬合器の現品は、原価(税別88,200円、2台目は税別98,000円)にて購入いただけます。原則受講者限定の受注生産で、納期は約1ヶ月後、送料・手数料は着払いとなります。
- View-pointerは原価(税別22,000円)で追加購入いただけます。
- PTDLABOオリジナルインスツルメントは、定価の15%引きにてご購入いただけます。
INSTRUCTOR 講師紹介
PTDLABO
堤 嵩詞
| 1950年 | 兵庫県西宮市に生まれる |
|---|---|
| 1968年 | 新卒で和田精密歯研株式会社に見習い社員として勤務 |
| 1971年 | 夜間4年制の歯科技工士学校を卒業し、歯科技工士の資格を取得。後輩への技術伝達活動を開始 |
| 1973年 | 2週間にわたりカナダおよびアメリカの歯科技工所などを視察 |
| 1975年 | 取締役企画室長に就任。宮崎達郎先生のハノー咬合器を用いた総義歯に取り組む |
| 1979年 | ナソロジカルプレートおよびリッジティースの開発、歯根膜付き人工歯の開発 |
| 1980年 | 取締役技術本部長に就任 |
| 1981年 | トルテッシュ・バイオトロンの開発、アクリルレジン精密重合の確立 |
| 1983年 | 有歯顎と無歯顎模型の解剖学的分析と平均値により、咬合床の規格数値化 |
| 1984年 | シュライヒ イボクラーシステムの研修と実践 |
| 1985年 | 総義歯への本格的な取り組みを開始。桜井唯次先生の仮義歯と技工システムを確立。Condyroform人工歯・Condylator咬合器を導入し、広報活動を開始 |
| 1986年 | 常務取締役に就任。大阪歯科大学教授・川原春幸先生に同行し、40日間世界の学術視察 |
| 1987年 | スイスのDr. Albert Gerberのもとを訪ね、Max BosshatによるGerber theory とMethod の個人実技研修を受ける。総義歯などの臨床術式普及のビデオ映画を製作 |
| 1988年 | 臨床総義歯の人工歯排列位置の分析と平均値を発表。専務取締役に就任 |
| 1991年 | TOKYOぎしセンターを開設 |
| 1992年 | 深水皓三先生による無痛デンチャー倶楽部の設立と、総義歯研修会を開始 |
| 1994年 | Gerber Condylator System の日本での Gerber Method コース指導認定証を取得 |
| 1996年 | 和田精密歯研株式会社を退職し、PTDLABO 東京テクノロジーセンターを設立。臨床実技および技術研修会の主催と臨床技工に携わる |
| 2002年 | 芦屋市に拠点を移す |
| 2017年 | 中国での研修実施を開始 |
| 2019年 | 西宮市に移転 |
| 2026年 | 現在に至る |
指導認定証
咬合器開発の歴史
堤氏がこれまで開発してきた咬合器の数々。長年にわたり、より精密な咬合再現を追求してきました。
SUPPORT MEMBER サポートメンバー紹介
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橋本 雅人 橋本歯科医院 副院長
愛知学院大学歯学部歯学科卒業。東京都立豊島病院にて臨床研修後、東京医科歯科大学(現・高齢者歯科学分野)にて研鑽を積む。原歯科、双峰歯科クリニック、正眼堂 疋田歯科医院での勤務を経て、2016年より橋本歯科医院 副院長。
日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医。日本臨床歯周病学会、日本口腔インプラント学会、中部インプラントアカデミー、名古屋SJCD、NOAH会員。名古屋臨床咬合研究会 理事。2017年、日本顎咬合学会本会支部選抜発表にて矢澤賞(最優秀賞)を受賞。
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川端 誠一 デンタルクリエーションアート 代表
略歴
1997年 行岡医学技術専門学校 歯科技工科卒業 1998年 大阪大学歯学部附属病院 歯科技工研修修了 1998年 (有)藤井デンタルラボラトリー勤務 2001年 (有)デンタルクリエーションアート勤務 2015年 公益社団法人日本口腔インプラント学会認定専門歯科技工士 2020年 (有)デンタルクリエーションアート 社長就任 2026年 smile cloud 研究会 会長 所属
- 公益社団法人日本口腔インプラント学会
- 公益社団法人日本補綴歯科学会
- 日本臨床歯科学会
- 大阪SJCD会員
- coki会員
- 日本口腔インプラント学会専門歯科技工士
- 日本臨床歯科学会 技工士部会委員